水道仕切弁工事のご報告

本管の水量を制御している仕切弁(口径75mmの管と仕切弁)の内、不具合を生じていた38/39/42区画の境にある仕切弁(38-2)の交換工事をほぼ一日かけて実施しました。なお、水道業者によるこの工事には、曽根名誉理事の他、新任の小林理事長および水道分科会から松村理事と中村理事が立ち会いを致しました。水道の問題は、当別荘地における最大の課題でもありますので、理事会としてもこれを重視して、これからも住民の皆様に安全な水を供給するよう努力してまいりますので、引き続き節水管理のご協力を宜しくお願い申し上げます。(>交換工事の記事・写真ご参照

理事会の現状ご報告:


理事会新体制

2019/05/04に富士桜管理事務所にて、第67回理事会を開催致しました。3/31の総会を踏まえて、これからの組合活動の重点項目について、各理事を先頭に、現在組合の抱える課題の一つ一つにつき、課題解決のアクションを再確認しました。今年4月より、管理会社三菱地所コミュニティ株式会社(MJC)の担当が交代となり、前任の池元明史氏とともに新任の松澤滋氏が理事会に参加され長時間議論しました。主なテーマは、1)現在進行中の水道漏洩対策問題、および老朽化した減圧器の更新問題、2)法人化に関しては、3/31の総会では、全所有者796世帯の68.9%のご返信をいただき、内、法人化のご賛同は65.8%に上りましたが、法人化に必要な全所有者の75%には到達できませんでした。多くの方々のご理解・ご賛同は得ながらも、法人化の趣旨のご連絡そのものが未到達の状況も相当数あり、まずは所有者の名簿の整備が急務であること、それを踏まえて改めて臨時総会を開催することを理事会として決議しました。このための法人化準備委員会も毎月開催予定です。当管理組合も、法人化を目指すことで、水道・道路のインフラ、ごみ処理対策、台風や除雪対策な課題に取組む体制を強化したいと思いますので、この際ぜひ新たに理事に立候補していただく方々もぜひ歓迎したいと存じます。まずは、オブザーバーとして理事会にご参加いただきたく存じます。次回の理事会は6/22土曜13:00より千代田区三番町の(MJC)の会議室で行いますので、理事への立候補される方はまずオブザーバでご参加されることを歓迎致します。


各分科会の活動:

現在、水道分科会、未収金分科会、財務分科会、環境分科会、約定分科会、防災分科会、広報分科会の7つの分科会で、各理事が担当して活動しております。

  • 当別荘地は、開設以来約40年を経過し、特に水道の漏水問題が所々で生じており、水道分科会を中心に、前任のエキスパートによるボランタリー的な支援もいただき、この対策を優先的に行っております。
  • 漏水事故の予防措置として、管理人が毎日、合計12ヶ所の大小メーターの検針を実施しており、その異常値によって、応急対策を取ると共に、必要に応じて、外部水道業者に修理を依頼しております。
  • 組合費の2018年度(1〜12月)の会計としては、水道料に関しては、水道料の特別会計を設けて、各所有者からの毎年の水道料の徴収(約18百万)を原資に、水道料約9百万円、漏水調査及び修理費として約5百万円、それ以外は、将来の大型水道工事への準備金としております。
  • 水道以外の経常管理費に関しては、所有者による土地建物負担金等(毎年約45百万円)を原資に、管理会社への委託料(管理員への給与等負担を含む)、管理事務所、車両等の維持費、除雪費、通信費、事務費、交通費等の支出に当てております。年度ベースでの収支はほぼバランスしているものの、道路等のインフラ維持のために、将来に備えて繰越金の継続的な積み増しは、必要不可欠であると認識して、費用節減に努めております。
  • 2018/12/31現在の貸借対照表(BS)としては、資産の部の合計が244百万円ありますが、その内、18百万円余りが未収金となっており、鋭意、支払督促をしておりますものの、やはり全組合員によるご負担が前提の組合組織ですので、この点の重要性はぜひ別荘全体の維持管理という観点から公平なご負担を引き続きお願いする次第です。

法人化を目指す管理組合について:

今般、我々の管理組合をマンション同様の「建物の区分所有等に関する法律」第65〜70条に基づき、当別荘地は、一定区画内に土地と複数の建物があり、かつ道路・水道・管理棟・外灯・テニスコート等の共有財産を有しており、その法律により「別荘地団地管理組合法人」の資格を得たいと念願しております。このためには、組合員の3/4以上の賛成がその法律の要件となっており、過日2019/03/31の総会に向けて、全組合員にお願いの書状を郵送すると共に、個別に委任状の提出をお願いしてきた経緯がございます。

各理事も、昨年2018年後半より、理事会および法人化準備委員会を発足させ、鋭意この活動を推進してきましたが、結果として、3/31の第10回総会までに3/4の多数のご賛同をいただくことができませんでした。その原因としては、まず全組合員の名簿の相当部分が、住所および電話番号の把握の不備があり、委任状を含めた理事会のお願いの趣旨が、十分組合員に到達しておらず、従って、法人化の件の書類自体もまだ見ておられないなどの実態が明らかになってきております。この点は、理事会も管理会社も深刻な問題として受け止めております。法人化のご提案に対する賛否以前に、まず管理組合の活動の情報連絡の徹底を図らねば、結果的に多くの棄権者を生むことになり、全所有者の3/4の多数のご理解には到達しないということになります。(小林が、別項で、「共有地(コモンズ)の悲劇」をお話申し上げたのも、この延長線上にあります。)

今般の法人化でご説明のために、各理事は分担して、お電話で多くの組合員と直接お話する機会がありました。総会にご出席される組合員は、30〜40名程度ですので、これは約800名の全組合員のわずか5%以下でしかありませんので、それ以外の多数の組合員との意思疎通や情報交換が決定的に不足していることが最大の問題であることが、図らずも、法人化に向けた活動の中で鮮明になりました。

中には、お年をめされておられ、お話の大体の趣旨はご理解はされていただきましたが、委任状など難しいことはわかりません、とおっしゃる高齢の組合員の方もおられ、心が痛む思いがしました。共有地の悲劇は、コモンズを無視する我田引水的なごく一部の方々だけではなく、迫り来る高齢化の波の中で、共有地を維持しようとする人間のエネルギーやバイタリティーそのものが、徐々にしかも確実に減少してきて、いずれ限界集落化する運命なのであろうかと考えざるを得なくなりました。

富士桜別荘地は、すばらしい場所にあります。季節の変化はそれぞれに美しく、四季折々の富士の姿と、草木や花々が年年歳歳競うように咲き誇る姿には、ここに来る都度感じることです。圧倒的多くの所有者の方々も同じ思いで、別荘に来ておられるか、あるいは、もう別荘には来れなくなったとしても、かつての美しい風景の中での別荘ライフの記憶を愛おしんでおられることと思います。理事の面々もかなり年をとってきましたが、まだ、美しい共有地を守りたいという存念は維持しております。その思いが更に広がり、それでは、力を貸してあげようかと立ち上がって下さる所有者の方々がおられれば大歓迎です。まずはぜひ理事会を傍聴して、理事たちが何を悩み、何を議論し、どう解決して、次世代に向けて共有地を維持しようとしているのかを、ご理解いただきたく存じます。(文責:小林寛三)



管理事務所より: