平成30年8月31日

 直1のブロックメータ数値が前年比で大きく、漏水なのか消費増か、の検査を続けておりましたが、漏水検査の専門業者による検査でもなかなか実態がつかめず、水道分科会の懸案となっていました。

  
前年比平均して水量の大きな直1メーターの指示値 / ブロックメーターの分担エラー


5-22付近の道路下配管漏水の点検 / 5-16-17付近の 歩道下配管漏水点検

 8月30日の路上漏水探査堀削工事(写真参照)でも発見できなかった漏水現場が、水道分科会曽根賛助員の経験と勘により、見事漏水現場の発見となりました。 なんとブロックメータの配管が図面と異なっており、隣のブロックと思われていた区画が直一メーターのブロックの配管につなっがており、しかも、その区画で多量の漏水が長い間続いていたことが判明、これは配管図設計者と施工業者間でのコミュニケーションミスであったものと推察されます。 このような事例は50年以上以前でバブル時期の施工にはよくある事象とのことで、当別荘地内水道配管にも時々見受けられるそうです。 水道分科会では長年の維持管理実績から、それらの実態を掴み、それらを前提としての管理を続けております。 以後毎月の水道消費量は確実に20M3/日ほど下がるはずです、9月1日の測定データでは確実に下がったことが確認されました、本当にご苦労様でした、有難うございました。 


直1メーターのグラフ   /   全体の水道消費量グラフ

 漏水量は、前年比グラフが示す通り約20m3/日でしたので、連日4000円前後の浪費でした、これで年間の水道消費料が150万円もの節約に相当します。

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平成30年9月1日

丸紅富士桜別荘地
水道分科会/広報分科会