平成30年3月4日 (これは3月4日の漏水調査と3月5日の追加調査の作業報告と指示リポートです)

 別荘地内ブロック7区画内の測定数値に漏水の疑いがあります。

 

ブロックメータ7で漏水調査    ブロックメーターNo7の水量グラフ(常時10M3分多い)

 漏水は2月中ごろから始まったようですが、管理員のブロックメータ検針で、水量が定常的に多い(10M3が常に)のを発見し、漏水ではないかとの疑いがある為、3月4日に調査を行いました。 

テスト準備                テスト1

テスト2             テスト3

 上の図は、ブロックメーター7管轄の配管図ですが、丸印は制水弁と言って、配管の流水を一時的に開閉できるようになっています、水道配管全域に150ほどの要所に敷設されています。 この制水弁を開閉することで、特定の配管経路だけを流水させたり、止水したりが出来ます。その開閉操作をプログラムすれば、特定の配管部分での漏水の有無が確認できます。 配管部分が特定出来たら、その配管から給水されている区画を全て、漏水の検出器で調査します、例えば上の図で黄色い配管部分での漏水が疑われると、その配管の両側にあるすべての区画を一軒ずつ流水の有無を調査します。 各区画には、専用の止水栓がありますので、流水チェックで漏水が検知できます。 

  

ブロックメータNo.7 検針中        制水弁

  

制水弁の開閉作業(通水配管ルートを作る)

  

制水弁の流水チェック  止水栓の雪中探査  止水栓(区画内への止水用)

  

区画内の止水栓をチェック、漏水の有無を一軒ずつ調査。

  

区画内漏水が無い場合、音波探知機で給水管(道路の下)の漏水チェックを行います。

 道路下にある配管から漏水している場合、高性能の音波探知機を使っての探査になりますが、丹念に流水音の検出を延々と道路下の配管に沿って行います、とても根気のいる作業です。3月4日の調査では、約3時間かけての丹念な調査でしたが、残念ながら漏水個所の特定はできませんでした、再度制水弁の開閉個所をプログラムして調査の箇所を絞り、丹念な探査を行います、10M3/日の漏水を放置すれば年間120万円もの水道料の浪費となります。

3月5日、再度管理員による流水量の計測がなされ、以下の通り漏水の疑いが追加修正されました。

  

3月5日の問題場所の流水グラフ  新たな制水弁操作による漏水調査プログラム    

 昨日はご苦労様でした、問題のあるブロックのみグラフにしてみました、今日の計測では、昨日より2直が3M3増加し、No.7が5M3減少しています、しかしながら相変わらず10M3の漏水が緑の給水管部分で発生していると思われます。 さらに5日の計測データからNo.4ブロックで10M3の漏水の心配がありそうです。 それとNo.3Bグラフの動きが気になります、引き続いて注意を要します。 本日雨が上がったら、上図の新たな制水弁操作で、漏水調査をお願いいたします。

2018/03/05曽根氏から管理員さんへのメール指示です。

2018/03/06 PM1:30 管理員さんからの報告で、漏水現場は図の緑の給水管のいずれかであることが確定しました、図の黄色の配管路は、NO.7のブロックメーターを使わず、他のルートから給水しましたが、No.7のメーターの流量が減らないことが確認されました。

従って、これ以後は専門業者に依頼し、緑の部分の配管全域でチェックし漏水箇所を突き止めて、補修することになります。

2018/03/07 3月4日~7日の昨年同日の水道消費を比較してみましたが、傾向としてブロックメーター管轄4/5/6/7で多くなっている様子が判りました。

クリックで拡大できます。    水道合計使用料(前年比)

2018/03/08 3月4日~3月8日の水道資料量の合計をグラフ化しました。 
 
水道施設の老朽化に伴う故障事故や、厳寒の影響などによる器具や配管などの破損が原因と思われますが、前年同日比でも合計の水道流量が約10M3増えています。 日常の水道施設維持メインテナンスの重要さがよくわかります。

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平成30年3月05日~6日~8日

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