当別荘地は開発以来約40年余りを経過しておりますが、2008年末にやっと”丸紅富士桜別荘地管理組合”が発足し、2010年4月には第一回総会を開くに至り、多くの皆さまにご出席を頂きました、そして第二回(2011年5月) 第三回(2012年3月)、第四回(2013年3月)を重ね、昨年は(2015年3月)第六回総会が開催されました、今年の第七回総会開催は2016年4月2日を予定しております。

現在理事会では7つの分科会(水道、環境、防災、未収金、約定、財務、広報)を設けて各理事が役割を分担して、当別荘地の健全運営、環境保全、安全維持のための努力を続けております。

分科会活動の一つである水道分科会では、毎回の総会でご報告しておりますように、大きな成果を上げております、平成20年度の年間水道料支出が3156万円にも達し、正常時支出の4倍以上にもなる異常事態をきっかけとして、現在の管理組合を発足させた経緯がございますが、お陰様で平成27年度の水道使用量も、ほぼ正常に抑えられております、これは、組合員皆様の節水、特に冬季凍結防止流水停止や散水栓の操作注意、冬季水道水抜き徹底などのご協力を頂きましたことが大きな原動力となっております。 敷設後40年以上経過している水道施設ですので、水道分科会では、管理事務所のご協力を得て、通年で常時漏水有無のチェックを行い、問題発生時には速やかな対策を講じており、それらは今後とも不可欠で大切な活動であると思います。懸案であった別荘地内にある65か所の消火栓もすべて地上式となりましたので、万一の火災などに対する安全対策が完成しました。

未収金分科会では、懸案の管理費用未払金に対する回収対策を続けておりますが、一部の皆さまの中には別荘地の管理費に対する誤解があり、管理はご自身で行っているので管理費を払う必要がない、とお考えの方がおられるようです、別荘地での管理費は、おもに共有施設の維持管理に必要不可欠なもので、たとえば道路の維持管理、冬季にはその除雪、さらに管理事務所や公園、テニスコートの維持管理、その他ゴミの処理や別荘内安全点検、巡回警備、環境維持など、日常生活に不可欠な業務や施設維持管理費用などすべてが管理費で賄われております、実際の業務は、管理組合から管理引受会社に委託契約で依存しており現在は三菱地所丸紅住宅サービス株式会社にお願いしており、丸紅富士桜別荘地が健全で快適で安全な別荘ライフの送れる場となりますよう、管理組合理事会が管理業務委託先の業務状況を管理指導しております、組合員の皆様からのご理解とご協力をお願い申し上げます。

約定分科会では、当別荘地のご利用にあたり互いに守るべきルール(別荘地利用細則)、そして維持管理を行う際の基本ルール(管理規約)、さらに維持管理の実務を委託する先との契約ルール(委託契約規約)も整備致しました、当別荘地も約40年余りを経て、その所有者が引き継がれたり、代わったり、さまざまな理由で従来の管理規約が引き継がれず、あるいは誤解が生じていたり、の例が見受けられます、これからも発生しうる問題でもあります、我々の別荘地が安全で快適な別荘ライフのおくれる場でありますよう、互いに守るべき基本ルールを再確認いたしたいと考えておりますが、当別荘地も約700軒もの別荘があり、そのうち60世帯前後の方々が鳴沢村住民として移籍されております、当然ながら様々なお考えの方々が在住されておりますため平成27年には、当別荘地内で法的な判断を要する問題も発生いたしました、理事会ではそれらの経緯を踏まえ、理事会の活動にも法的な論理バックアップの必要に迫られ、相談のできる弁護士を契約することといたしました。 我々の別荘地が、安心して快適に別荘ライフの送れる場でありますよう、理事会も最善を尽くして活動しておりますが、どうぞ組合員の皆様のご理解とご協力をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

防災分科会では、地域の行政とも連携して自然災害時の非常避難に関する情報広報や、別荘地内の安全管理用防犯カメラの設置運営などを企画して実行しております。

広報分科会では、当別荘地内での出来事をホームページで広報しており、理事会の活動状況を報告しております、是非ご覧くださいますようお願い申し上げます、画面上から理事会に対するご要望やご意見を送信できる仕組みができておりますので是非ご活用ください、今後とも理事会活動へのご理解とご協力をお願い申し上げます。

追記:現在理事は9名(HP上でご確認できます)です、全員無報酬にてご活動いただいておりますが、総会では常に理事を自薦他薦で募集しております、是非ご協力いただけますよう合わせてお願い申し上げます。

 

2016(平成28)年1月1日

丸紅富士桜別荘地管理組合
理事長 神原浩二